小学校 1年生

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子どもさんに算数を教えているとき、イライラしませんか? 

感情的になりませんか?

私はこんなに一生懸命教えているのに、なぜわからないの?と。


子どもさんに教え始めたときは、冷静に応対していても、

イライラ感が高まってきて、

最後に、バクハツ!

「なんでわからないの! よく考えなさい!」



これは極端な例ですが、子どもさんに責任はありません!


教え方が悪いから、わからないのです。


お母さんは必死になって教えているので、

教え方に問題があることに気づいていないのです。


子どもは、とても敏感です。

お母さんがイライラしてくると、子どもは、問題に集中できません。

お母さんのイライラした感情に対処するのにエネルギーを使い、

思考がストップしてしまいます。

これでは、悪循環に陥ります。結果は見えています。


「なんでわからないの! よく考えなさい!」


あとで、こんなはずではなかったのにと、反省・・・


一番かわいそうなのは、子どもさん自身です。



そこで、教えるときには、

~~~~~~~~~~~~~~~~~
「子どもはできなくて当たり前」
~~~~~~~~~~~~~~~~~

と、お母さんの心のスイッチを入れましょう。


「子どもはできなくて当たり前」と、心のスイッチを入れることで、

子どもがなかなか分かってくれなくても、

私の説明が悪かったのかな。違う視点から説明してみようと、

余裕を持って子どもと向き合うことができます。



お母さん自身が、余裕を持ち、

「子どもはできなくて当たり前」

という心のスイッチを入れたまま、子どもと接することが大切です。


お母さんに余裕があれば、子どもは、安心して問題に集中できます。



学校や塾で、プロの先生が教えても、

なかなかできるようにはならないのですから、

「子どもはできなくて当たり前」と、心のスイッチを入れることが、

お母さん(家族)が子どもに教えるときに重要なことです。



さあ、今日から、

子どもさんと自信をもって向き合えるよう、

「子どもはできなくて当たり前」と、心のスイッチを入れて、

子どもさんの学力アップをめざして、

一緒に取り組んでいきましょう。



1日5分でいいのです。

100点満点めざして、

お母さんの愛情で、子どもさんを導いてあげてくださいね。

小学校 計算

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計算について

 1 + 1 = 2

 5 + 4 = 9


小学校低学年で習うたしざんです。

大人にとっては簡単な計算も、

はじめて算数にふれる子どもにとっては、

とても難しいものなのですよ。


何が難しいのかと言いますと、

「具体的なモノ」と、記号である「数字」とを、

結びつけてとらえることが難しいのです。


たとえば、「具体的なモノ」であるアメが五個あるとしましょう。

それは、目に見えるモノとして存在するアメです。

○ ○ ○ ○ ○


そして、数字の「5」。

これは、アメでも、動物でも、自動車でも、どんなモノでも、

五つ存在するモノの代表として、

五つの存在を抽象的に表していますよね。


小さい子どもさんの中には、

五個存在するアメのことを、数字としての「5」が表しているということを

理解するのに時間がかかる場合があります。


そんな子どもさんは、

 5 + 4 = 

という式を見ても、

「5」が、具体物が五個存在していることを表し、

「4」が具体物が四個存在していることを表し、

「+」は、それらの具体物の合計を求めるのだ、

と言うことが理解できません。



もし、お子さんが、簡単なたしざんに時間がかかっているようなら、

無理に数式で計算することをしないで、

おはじきなどを使って、

○○○○○



○○○○

でいくつになるかな。

という、おはじきを使った計算あそびに時間をかけてください。

子どもさんがいやがらなければ、

一週間ぐらい続けてもいいかと思います。



お母さんと一緒に、おはじきで遊びながら、

「5」が、具体物が五個存在していることを表し、

「4」が具体物が四個存在していることを表している、

それが分かればいいのです。


数字が、具体的なモノの代表として、

その大きさや数を表していることが理解できれば、

一年生で習う計算は、すぐにできるようになります。



学校では、時間が決まっているので、

一人ひとりにじゅうぶん時間を割くことができません。

それができるのは、お母さんしかいません。



今から、

「子どもはできなくて当たり前」と、心のスイッチを入れて、

子どもさんの学力アップをめざして、一緒に取り組んでいきましょう。



1日5分でいいのです。

100点満点めざして、

お母さんの愛情で、子どもさんを導いてあげてくださいね。

小学校 計算 およその数

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小学校の計算のなかのおよその数の学習では、

「がい数」と「四捨五入」と「位」、

この3つがわかっていることが前提です。



もし、お子さんが、わかっていないようでしたら、

「子どもはわからなくて当たり前」と、

心のスイッチを入れて教えてあげてくださいね。

※心のスイッチについては、第一号をご覧ください。




「4673を千の位までのがい数にしましょう」


千の位「4」のすぐ下の位の数は「6」だとすぐわかると思います。

「6」を四角で囲み、「6」を四捨五入することを意識させます。

「6」を斜線で消して、「4」の上に「1」、「6」の上に「0」と書きます。

「7」も「3」も斜線で消して、

 これで、1000
     4673となりました。
     ↑↑↑↑
     本来なら、○や□で囲んでいます。また、斜線も入っています。
      
     1000と4000で5000となります。




次に、切り下げとなる練習をします。


「2488を千の位までのがい数にしましょう」

やり方はまったく同じです。


「千の位まで」だから、2を丸で囲み、

千の位までだと言うことを意識させます。


「2」のすぐ下の位の数は「4」だとすぐわかると思います。

「4」を四角で囲み、「4」を四捨五入することを意識させます。


「4」を斜線で消して、「4」の上に「0」と書きます。

 これで、 0
     2488となりました。
      ↑
      本来なら、○や□で囲んでいます。また、□に斜線も入っています。

「8」も斜線で消して、

     2000となります。


慣れれば簡単ですが、小学校の計算のなかのおよその数は、

3段階の操作があるので、理解するまではむずかしいですね。

小学校 計算 大きな数

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何十、何百のかけ算

2年生でかけ算の九九を学習して、

九九はもう言えるようになっているはずです。


3年生は、「九九は大丈夫」という前提で、授業が進みます。


ですから、もし、九九がきちんと言えなかったり、

忘れている段があれば、

今のうちにきちんと言えるようにしてください。


4年生になってからでは、もう、時間がありません。

3年生のうちに、九九は卒業しましょう。





まずは、

40×2

さっと答えられないときには、

40は、10をひとまとまりとすると、
いくつになるか聞いてあげてください。

すると、「4」だということはわかると思います。

では、その4×2ですから、「8」

10のまとまりが「8」あるから、80。

40×2=80

と、導いていくことができます。



分からないときには、何か原因があるはずです。

その原因となっている「壁」のための
「踏み台」を用意してあげると、

子どもは、壁を越えることができます。




つぎに、

60×9

上の問題ができていたら、これは大丈夫です。

6×9=54

10のまとまりが54こあるから、540.

60×9=540



大人にとっては、なんでもないことが、

子どもにとって壁になることがあります。

この場合の壁は、40や60の「0」です。





さいごに、

700×8

上の問題で、「10のまとまり」を理解した子なら、

「100」のまとまりを考えたらいいことはすぐ理解できます。


算数は、ひとつ分かれば、次のことが、理解しやすくなります。



多い間違いは、

○5400・・・7×8=54  九九の間違い

○560 ・・・「0」のつけ忘れ

これらです。



何十、何百のかけ算は、九九に置き換えて簡単に計算できる。

これが分かれば、すぐにできるようになりますよ。

教科書や計算ドリルなどの問題をやらせてくださいね。



小学校 計算 大きな数

大きな数のたし算の筆算


普通の計算と違って、
筆算は、たす数とたされる数を縦に並べて書きます。


この時点で、

なんでこう書くのだろう、どれとどれをたすのだろうと、

わからなくなる子どもがいます。

そうならないように、お母さんは、しっかり見てあげてくださいね。




213+356(繰り上がりがない場合)


筆算の場合は、位取りが大切なので、
マス目のノートを用意してください。

そして、マス目にきちんと、数を書かせてください。


   213
  +356
 _____

細かいことですが、たしざんの下の直線は、
定規を使わせてください。

きちんと書くことは、とても大切なことです。



慣れるまでは、

   213  一 → 3+6=9
  +356  十 → 1+5=6
 _____  百 → 2+3=5

このように、筆算の横に計算を書かせてください。

そうすると、どれとどれをたすのか、ハッキリわかります。

繰り上がりが出てきても、きちんと対応できるようになります。



   213  一 → 3+6=9
  +356  十 → 1+5=6
 _____  百 → 2+3=5
   569






326+259(繰り上がりがある場合)

   326
  +259
 _____

この場合も、横に、各位ごとに計算を書かせます。


   326  一 → 6+9=15
  +259  十 → 2+5+1=8
 ___1__ 百 → 3+2=5
    ↑5
    この「1」は、本来は、もっと小さく書きます。


   326  一 → 6+9=15
  +259  十 → 2+5+1=8
 ___1__ 百 → 3+2=5
   585


繰り上がりがある場合は、繰り上がりの「1」を

必ず書くように教えてあげてください。


そして、たし忘れないように言ってあげてください。



筆算のたしざんの間違いは、

1.繰り上がりの「1」を書き忘れた。

2.繰り上がりの「1」をたし忘れた。

3.計算間違い

これらがほとんどです。


教科書や計算ドリルなどの問題をやらせてあげてくださいね。